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五百井神社全壊(追記あり)

2014年01月02日

栗東市下戸山

9月の豪雨でこの付近に大きな被害が出て、その後も大雨のたびに安養寺地区に繰り返し避難勧告が出ているのは知っていたのだが、五百井神社の全壊を知ったのはつい先日のことだ
たまらず現場を見に行くことにした

倒壊前の姿はこちらで紹介している
五百井神社




五百井神社全壊(追記あり)
栗東市出土文化財センターの横、安養寺方面へは通行止め
センター裏の安養寺山登山口ももちろん立入禁止


五百井神社全壊(追記あり)
東へ進んで田んぼへの崩落現場


五百井神社全壊(追記あり)
犠牲者が出た民家への崩落現場


五百井神社全壊(追記あり)
もうひとつ民家への崩落現場と続いて


五百井神社全壊(追記あり)
五百井神社全壊(追記あり)
五百井神社の崩落現場


五百井神社全壊(追記あり)五百井神社全壊(追記あり)
五百井神社全壊(追記あり)
狙い撃ちにされたような無残な姿に言葉を失う


五百井神社全壊(追記あり)五百井神社全壊(追記あり)
田んぼの中に流された建材の一部と思われるものが残されている


五百井神社全壊(追記あり)
小さな祠が一つ残り、そこにご神体を遷したとあとで大野神社で聞いた
見た限りでは確認できないが境内社が残っているのだろうか
↓↓↓追記参照↓↓↓

資金の問題、再崩落の危険などから再建の見通しは全くないという
周辺では屈指の古社であり式内社
なんとしても再建を果たしてもらいたいものだ






五百井神社全壊(追記あり)
安養寺山西側斜面にも大規模な崩落

五百井神社全壊(追記あり)五百井神社全壊(追記あり)五百井神社全壊(追記あり)
五百井神社全壊(追記あり)
ゴルフ練習場がつぶれてた

五百井神社全壊(追記あり)
その上の登山口で立入禁止、奥宮へは行けない



【追記】


五百井神社全壊(追記あり)五百井神社全壊(追記あり)五百井神社全壊(追記あり)


五百井神社全壊(追記あり)五百井神社全壊(追記あり)
五百井神社全壊(追記あり)
川を渡った土手の下、御旅所らしき所に新しい祠が建っている
おそらく比較的被害の少なかった境内社を移築したものと思われる


五百井神社全壊(追記あり)五百井神社全壊(追記あり)
五百井神社全壊(追記あり)
元々あった小屋の中にはほぼ完全な形の御神像1体、首と片手首だけのもの1体、数本の矢などが収められており、知らずにのぞくとギョッとする


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Posted by 郷禄介 at 21:57 │Comments( 13 ) 栗東市(ア~カ行)
この記事へのコメント
本殿のそばに滝らしきものがあったということで、昔から山の水の通り道だったのですね・・・。
ここまで、えぐれる様に崩壊しているとは想像以上でした。
滝が御神体のようになっているところと言えば、和歌山那智の飛瀧神社は被害の大きさが記憶に残っているところですが、三重の多度大社や聖宝寺が思い浮かびます。(聖宝寺については、色々なところから水が湧き出して大丈夫かなとも感じました)
滋賀県にもありそうなのですが、すぐに思い出せないことを思うと滝がご神体は少ないようですね。
Posted by 山川草木 at 2013年11月08日 22:00
そんな大げさな滝ではなく人工のささやかなものでしたが、流れる水が自然水ならば水の通り道ではあったかもしれません

境内の滝と言えば自分が思いつくのは県内ではこれくらいですρ(・・。)

鳴滝不動尊 http://shigajinja.shiga-saku.net/e814939.html
金比羅神社 http://shigajinja.shiga-saku.net/e970482.html
Posted by 郷禄介郷禄介 at 2013年11月09日 11:42
白鬚神社の南西にあるリトル比良と呼ばれる登山道にあった長谷寺跡も、台風の影響で崩落してしまったそうです。
http://seiran.ginreido.net/article/80212306.html
なお現在の長谷寺は、ふもとの大炊神社の境内に移されているのですが、近江西国三十三所の最難所と呼ばれたところは消えてしまったことになります。
図書館などで「近江西国三十三所」のガイドブックを探してみると、昭和40年代までは、木造のお堂は残っていたようです。最近では石垣部分と瓦の一部だけが残っていたようですが・・・。
Posted by 山川草木 at 2013年12月01日 21:51
ようやく先程、現場に行ってきました。写真のまま景色は変わっていないです。
刈り取られない稲穂もそのままです。社殿が直撃にも愕然としましたが、稲穂が、そのまま過ぎて、これって亡くなられた氏子さんが育てられたものだろうかと、しばらく手を合わせてきました。
神社は空間だと考えているので、社殿の復興は難しいと思いますが、将来のご神木が一本でもあればと願うところです。
Posted by 山川草木 at 2013年12月07日 20:38
また行き直してきました。
>小さな祠が一つ残り、そこにご神体を遷した・・・
ありましたよ。5枚目の遠目から鳥居を写されている後ろの方に人だけが通れる小さい橋がありますが、その小橋で金勝川を渡り、堤防を下ったところに。神社の対岸側にも田んぼが広がっていますが、グーグルのストリートビューを見ると
、ご神木と地蔵堂らしき場所がありますが、そこです。
現地に行くだけで「何かある!!」と直ぐにわかると思いますが、小さな祠が新しい台座の上に乗せられてあります。また地蔵堂「?」と思って中をのぞくと、ご神像さんとご対面です。
案内板や石碑が無いので、確定までは出来ないですが、土石流に巻き込まれた神像と祠があるので、ここが五百井神社の元々は御旅所であったと思われます。
Posted by 山川草木 at 2013年12月08日 15:35
よく見つけましたね、おそらく間違いないでしょう
川の反対側とは考えもしませんでした

小槻神社の兼務社らしいので正確なことは機会があればそちらで聞いてみたいと思います
Posted by 郷禄介2郷禄介2 at 2013年12月08日 18:18
行政機関による安養寺山の土砂崩れの報告書

■滋賀県栗東市安養寺地区の土砂災害調査報告(国総研・土研)
http://www.nilim.go.jp/lab/rbg/1309shiga_ritto/130920shiga_ritto.pdf
・・・比較的、詳細な崩落箇所が書かれてあります。残念ながら「奥宮山王社」と「龍王社」が無事なのかは判らないです。

■平成25年9月京都・滋賀水害調査速報
http://committees.jsce.or.jp/report/system/files/201309kyoto-siga.pdf
・・・全般的な気象状態などの報告書です。「安養寺山は、かつて,マンガンやウランの鉱山であり,西の斜面崩壊発生地点の山裾に坑道入口がある.鉱山は1963年に閉鉱している.」だそうです。だけど鉱山に関する神様(金山彦神)が祀られていなかったので、ほんまかいな?という疑問が。
Posted by 山川草木 at 2013年12月09日 22:08
「五百井鉱山」で調べると色々出てきました。
Posted by 山川草木 at 2013年12月09日 22:20
■五百井鉱山坑内地質鉱床図 12頁目
https://www.gsj.jp/data/bull-gsj/11-05_03.pdf

これだけ掘削すれば、立抗に時間と共に水が溜まり崩壊する原因にもなるような。
Posted by 山川草木 at 2013年12月10日 17:26
元御旅所の方へ先程行ってきました。
門松も立てられていて、五百井神社の初詣もこちらで行われた状態になっていました。
また御神像のあるところも、飾り物なのか、発掘して見つけられたものか、先月よりも増えている感じでした。
そこで、どうなったのか見に行こうとすると・・・

「 ♪ ピンポ~ン ♪ ピンポ~ン ♪ ピンポ~ン ♪ ピンポ~ン ♪」

「・・・(^_^;)」(神様、お客さんですよ・・・)

σ(^o^)(私が原因ですか・・・)

何も悪い事はしてませんが、怪しい人なんですかねと
 ♪ ピンポ~ン ♪が鳴っていました。
Posted by 山川草木 at 2014年01月07日 13:12
当分の間、神事はそこですることになるのだと思います。

ひと月前はそんなの鳴りませんでしたが…貴重品があるなら小槻神社なり氏子さんの家なりで保管すればよさそうなもの。
賽銭泥棒でも出たのかな?(^^;)
Posted by 郷禄介郷禄介 at 2014年01月07日 15:57
お久しぶりです。思ったよりも早く土砂崩れの復旧工事も終わったようですね。
Posted by 山川草木 at 2015年06月04日 16:33
おお!お久しぶりです

つい最近も前を通ったら斜面の工事は終わってました
費用さえあれば元の場所に戻せそうです
Posted by 郷禄介2郷禄介2 at 2015年06月04日 20:55
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