五百井神社全壊(追記あり)

郷禄介

2014年01月02日 21:57

栗東市下戸山

9月の豪雨でこの付近に大きな被害が出て、その後も大雨のたびに安養寺地区に繰り返し避難勧告が出ているのは知っていたのだが、五百井神社の全壊を知ったのはつい先日のことだ
たまらず現場を見に行くことにした

倒壊前の姿はこちらで紹介している
五百井神社





栗東市出土文化財センターの横、安養寺方面へは通行止め
センター裏の安養寺山登山口ももちろん立入禁止



東へ進んで田んぼへの崩落現場



犠牲者が出た民家への崩落現場



もうひとつ民家への崩落現場と続いて




五百井神社の崩落現場

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狙い撃ちにされたような無残な姿に言葉を失う



田んぼの中に流された建材の一部と思われるものが残されている



小さな祠が一つ残り、そこにご神体を遷したとあとで大野神社で聞いた
見た限りでは確認できないが境内社が残っているのだろうか
↓↓↓追記参照↓↓↓

資金の問題、再崩落の危険などから再建の見通しは全くないという
周辺では屈指の古社であり式内社
なんとしても再建を果たしてもらいたいものだ







安養寺山西側斜面にも大規模な崩落



ゴルフ練習場がつぶれてた


その上の登山口で立入禁止、奥宮へは行けない



【追記】







川を渡った土手の下、御旅所らしき所に新しい祠が建っている
おそらく比較的被害の少なかった境内社を移築したものと思われる




元々あった小屋の中にはほぼ完全な形の御神像1体、首と片手首だけのもの1体、数本の矢などが収められており、知らずにのぞくとギョッとする




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