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白光大神
2013年08月03日
Posted by
郷禄介
at
20:43
│Comments(
5
) │
大津市(サ~シ)
この記事へのコメント
独特の雰囲気を感じるところですね。
狛蛇で思い出すのは、以前にも書きましたが狛猿のいる三重県いなべ市藤原町坂本の鳴谷神社が雰囲気あります。
とりわけ紅葉シーズンは聖宝寺を含めて人気のあるところですが、紅葉祭りがない頃は静かなところです。
ここの白光大神も紅葉の頃は、いい感じなのでしょうね。
>中央の石碑は「南無妙法蓮華経」
お寺があった感じですね。高島に近づくと継体天皇の故郷という事もあり、明治の廃仏毀釈の影響が強かったようです。
狛蛇で思い出すのは、以前にも書きましたが狛猿のいる三重県いなべ市藤原町坂本の鳴谷神社が雰囲気あります。
とりわけ紅葉シーズンは聖宝寺を含めて人気のあるところですが、紅葉祭りがない頃は静かなところです。
ここの白光大神も紅葉の頃は、いい感じなのでしょうね。
>中央の石碑は「南無妙法蓮華経」
お寺があった感じですね。高島に近づくと継体天皇の故郷という事もあり、明治の廃仏毀釈の影響が強かったようです。
Posted by 山川草木 at 2013年08月04日 07:49
そういえば安土の福島弁財天にも南無妙法蓮華経の石碑がありました
http://shigajinja2.shiga-saku.net/e936991.html
日蓮宗と弁財天には深い関わりがあるようですね
http://shigajinja2.shiga-saku.net/e936991.html
日蓮宗と弁財天には深い関わりがあるようですね
Posted by 郷禄介 at 2013年08月04日 11:57
紅葉が色づいてきました。見ごろは来週ぐらいな感じです。
この神社について調べてみました。
志賀町史Ⅰによれば、古代の製鉄所跡である「念佛山弁天神社遺跡」が発掘調査で見つかっています。古代の湖西、湖南地域の近江は鉄の重要産地だったそうで、成分から砂鉄ではなく鉄鉱石から製鉄していたそうです。そしてその時に、大量の水や、高温の火を起こすための木材、鉄を運ぶための港が必要だったそうで、和邇から北小松にかけて(志賀町)、およそ等間隔ぐらいに製鉄遺跡が見つかっているとのことです。なお和邇氏、小野氏の祖は製鉄の神様が正しく、小野神社に鏡餅が祀られていますが、祭神が「米餅搗大使主(たがねつきのおおおみ)」ということで、あて漢字から、鍛冶の神様からお餅の神様に化けたそうです。なお「念佛山弁天遺跡」の正確な年代は、まだ不明ですが弥生時代から奈良時代の頃に操業していた製鉄所だったようです。
この神社について調べてみました。
志賀町史Ⅰによれば、古代の製鉄所跡である「念佛山弁天神社遺跡」が発掘調査で見つかっています。古代の湖西、湖南地域の近江は鉄の重要産地だったそうで、成分から砂鉄ではなく鉄鉱石から製鉄していたそうです。そしてその時に、大量の水や、高温の火を起こすための木材、鉄を運ぶための港が必要だったそうで、和邇から北小松にかけて(志賀町)、およそ等間隔ぐらいに製鉄遺跡が見つかっているとのことです。なお和邇氏、小野氏の祖は製鉄の神様が正しく、小野神社に鏡餅が祀られていますが、祭神が「米餅搗大使主(たがねつきのおおおみ)」ということで、あて漢字から、鍛冶の神様からお餅の神様に化けたそうです。なお「念佛山弁天遺跡」の正確な年代は、まだ不明ですが弥生時代から奈良時代の頃に操業していた製鉄所だったようです。
Posted by 山川草木 at 2017年11月07日 17:23
そして古代の製鉄を調べていくと、古代出雲の「金屋子神」が浮かんできます。
金屋子神は女神様で、イザナミが火の神のカグツチを生む時に陰部を大やけどして、イザナミが苦しみもがき嘔吐した物から生まれた金山姫神と同一神とも思われています。
つまり、あの世の神となったイザナミの娘である金山姫神は、死を好む神様とも扱われます。
さらには、そこからなのか、製鉄を行う高殿には死体を吊るすと良い鉄が取れるという言い伝えが、島根の金屋子神社に伝わります。
そこから勝手に推理すると、古代製鉄所跡には、そうした死体が吊るされていたことから供養塔のようなものがあったのかもしれません。そして製鉄に必要な大きな池もあったそうです。
それから貞観5年(863年)、この南小松に「大仙寺」が開基され、その時この場所に弁財天が守護神として祀られたそうです。
その後、信長の焼き討ちに遭い焼失。そのままになっていたそうですが、さらにその後に大仙寺の和尚さんの神の霊夢を見て、明治43年8月に白光大神として村の人たちの協力などにより現在の神社が再興したそうです。
金屋子神は女神様で、イザナミが火の神のカグツチを生む時に陰部を大やけどして、イザナミが苦しみもがき嘔吐した物から生まれた金山姫神と同一神とも思われています。
つまり、あの世の神となったイザナミの娘である金山姫神は、死を好む神様とも扱われます。
さらには、そこからなのか、製鉄を行う高殿には死体を吊るすと良い鉄が取れるという言い伝えが、島根の金屋子神社に伝わります。
そこから勝手に推理すると、古代製鉄所跡には、そうした死体が吊るされていたことから供養塔のようなものがあったのかもしれません。そして製鉄に必要な大きな池もあったそうです。
それから貞観5年(863年)、この南小松に「大仙寺」が開基され、その時この場所に弁財天が守護神として祀られたそうです。
その後、信長の焼き討ちに遭い焼失。そのままになっていたそうですが、さらにその後に大仙寺の和尚さんの神の霊夢を見て、明治43年8月に白光大神として村の人たちの協力などにより現在の神社が再興したそうです。
Posted by 山川草木 at 2017年11月07日 18:22
そして、ここには7つの神仏が祀られているそうです。
「白光大神」
「五郎大神」・・・陰陽五行説の木・火・土・金・水の5番目にあたる水の神様
「福寿弁財天」
「涼山弁財天」・・・涼山=念佛山ということらしい
「大日天照池」・・・大日如来=天照大神
「馬場山弁財天」・・・馬場山がわからない
「南無妙法蓮華経」・・・日蓮?(大仙寺は天台真盛宗なので繋がり不明)
まだ少し謎の部分があります。
「白光大神」
「五郎大神」・・・陰陽五行説の木・火・土・金・水の5番目にあたる水の神様
「福寿弁財天」
「涼山弁財天」・・・涼山=念佛山ということらしい
「大日天照池」・・・大日如来=天照大神
「馬場山弁財天」・・・馬場山がわからない
「南無妙法蓮華経」・・・日蓮?(大仙寺は天台真盛宗なので繋がり不明)
まだ少し謎の部分があります。
Posted by 山川草木 at 2017年11月07日 18:34
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